少人数婚に適した演出とは？

最近ではコロナ禍ということもあり、少人数婚や家族婚が一般的になってきました。
よく皆さんから聞く言葉が「少人数で盛り上がるの？」「一体どんな演出をすればいいの？」という疑問です。
家族だから、少人数だから、お食事を楽しんでもらうことが結婚式のメインと考えているけど、
じゃあそれ以外の時間は何をしたらいいか分からない…
そんなことを思う方が多いようです。

今日はそんな方たちにヒントとなることをお伝えしたいと思います。

まず、家族だけでも少人数でも結婚式ということには変わりありません。
ですので、できればケーキ入刀等の結婚式らしい演出は入れてあげるといいと思います。
家族だけでケーキ入刀！？なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、家族だからこそ実は盛り上がるんです。
入刀シーンはご友人たちが新郎新婦の周りを取り囲むイメージがありますが、それはご親族やご家族がご友人を優先してくれているからなのです。
本当は1番近くでお二人の晴れ姿を見たいと願っているご家族に、お二人が一緒に並んだ素敵な姿を見せてあげてくださいね。

一般的な演出の他には、全員参加型の演出がおすすめです。
例えば、全員でキャンドルリレーをしたり、リングリレーをして指輪の交換をみんなに見守ってもらったり、みんなでゲームをして大盛り上がりしたり。
大人数の演出とは違い、見て楽しむのではなく、体感して楽しむ演出。
人数が限られているからこそ、みんなの顔を見ながら楽しむことができます。

そして、少人数婚だからこそやってもらいたい演出。
それはご両親への感謝の気持ちをお伝えすること。
少人数や家族婚を選ぶお客様は、もちろん感染症対策ということもありますが、
“本当に大切な人と特別な一日を過ごしたい”そんな想いをお持ちだと思います。
だからこそ、大切な人にご自分の想いや感謝を伝えてもらいたいのです。

以前、大人数婚から少人数婚に変更した新郎さんがおっしゃっていたお話で、印象的な言葉。
会社の人や友人の前なら言えなかっただろう言葉を、家族の前だから素直に伝えることができたんです、と。
感謝の言葉が演出となるのではなく、自分自身の本当の気持ちを伝えるそんな時間。
それが少人数婚では叶うんです。

少人数だからこそできること、少人数だからこそ楽しめたり、気持ちが温かくなることを一緒に考えてみませんか？